PenTodoは手書き入力に対応したTodo管理アプリです。
私にとって一番使いやすいTodo管理手法はコピー用紙の裏紙です。社内で廃棄待ちになっているA4コピー紙を縦横半分に裁断して眼鏡クリップかなにかで綴じて机に置きます。これは電話メモにも使えるし、Todoリスト（カード）にも使えます。重要な事柄であれば、期限や注意事項を朱書きしてパソコンのワキに貼っておきます。余白に誰に指示を出したとか、完了報告をもらったかどうかなど進捗をチェックすることもできます。
ですが裏紙Todo用紙の最大の欠点は持ち運べないことです。正確に言えばただの紙の束なので鞄に入れて持ち運べば良いのですが、客先でみすぼらしい紙の束を取り出して、ペラペラめくる勇気は私にはありません。もうひとつ記録性という点でも問題があります。仕事上、重要とは思わなかった事柄の実施日や途中経過を調べる必要が生じた場合（誰に電話したとかどこに確認したとか）、その時点で探してもその経緯を書き込んだ裏紙Todoは捨ててしまった後です。
それではもう少し見た目の良い、手帳のTodoリファィルはどうかというと、どうも一行に書き込める情報が限られる上、完了と未完了が混在してしまって、枚数ばかり多くなる割に今一歩何をしなければならないのかピンとこないような気がします。
以上のような経緯があって、自分自身が裏紙Todoから脱却するためにPenTodoを作りました。前作の4INに組み込んでいたTodoをベースに、すばやく起動しサッと手書き入力できるよう改良を加えたものです。
＜特徴＞
・手書きでもキーボード入力でもTodo項目を登録できます。
・ひとつのTodo項目をタップすると詳細画面がノートの１ページ分として開きます。そこに詳細や進捗を書き込んでゆくことができます。
・詳細画面には子や孫にあたるTodo項目を、ノートにフセンを貼るようにして付け加えることができます。
・複数のアクションリストを作成し、タイトルを付けて管理することができます。
・手書き入力の使い勝手については、前作のThinkWriter以降、改良を重ねており（まだ若干取っ付きにくいところもありますが）、なれるにしたがって紙に書くよりすばやく書き込むことができるようになります。